あとは、各自、証券会社からもらった資料を熟読し、中国企業の内容を把握してもらうのが最初の一歩でした。 グループ内では主に、中国が今後どのように発展していくのか、どの企業が有望で投資価値があるのか、について話し合っていきました。
メンバーは40代、50代の男女が中心です。 彼らは日本の高度成長を目の当たりにしています。
もちろん、これから発展しようという中国とは時代的背景も違いますが、いろいろとヒントになりそうなことはあります。 インフラ設備に関してはこれからですから、日本の姿と重ね合わせて考えられる部分もあります。
グループの検討で買う銘柄を絞ります。 投資できる金額が少なくてもいい。
買うことができる株数が少なくてもいい。 毎月1銘柄ずつ購入していけばいい。

歩みはのろくても最後に山の頂上にたどりつけばいいのです。 まさに牛歩の心「ところで、昔は内職があってみんな忙しそうにしていたのに今はありませんよね。
いったいどこへ消えたんだろう?」こんな、一見たわいもない会話にも、中国株で儲ける多くのヒントが隠されているのです。 このときは日本でもインフラ関係が伸びていました。
最初に不動産、町が整備されることにより電力や小売も伸びてきて、合繊やアパレルも所得が増えるにしたがい伸びたのです。 日本が歩んできた姿に、これから発展していく中国の町や人の姿を重ね合わせてみることができます。
また、内職がなくなったことをさらに突き詰めていくと、かつて日本で行われていた単純な仕事は、日本人の手を離れ、安い賃金でできる外国に行ってしまったのだという現実を知ることができよれ」話題はいろいろな方向へと飛びました。 たとえばこんな感じです。
私たちが今住んでいるところの話題になるとします。 「30年、40年前はここからだと駅が見えたよね」「駅はまだ木造でした」「駅のまわりはまだ田んぼだらけだったのに、そのあと駅前が開発されて住宅が建ってきたんです、では海外生産に切り替わったものにはどんなものがあるのでしょう。
たとえば、繊維製品があります。 1996年当時のアパレル関係は、韓国や中国で生産し輸入します。
その他、当時の中国では家電製品の生産が増え続け、供給過剰になるものも出てきていました。 ていましたが、縫製に問題があって、品質がよくありませんでした。
安かろう悪かろうでは売れるものも売れません。 しかし、グループ内では、そんなことはすぐにクリアして日本の製品と遜色がないものができあがるだろう、という声が有力でした。

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